レース名通りの好メンバーが集結! チャンピオンズCを分析する
前走地方交流重賞出走馬が過去9年で8勝
■表1 【前走クラス別成績】
前走南部杯出走馬の好走率が高い
■表2 【「前走地方」レース別成績】
JBCクラシック組は意外な傾向
■表3 【「JBCクラシック組」前走着順別・人気別成績】
もうひとつは前走人気。JBCクラシックで1番人気だった馬はチャンピオンズCで【1.0.0.7】と、こちらも意外なほど凡走が目立つ。また、6番人気以下だった馬の好走もない。残されたJBCクラシック2~5番人気が【3.3.1.10】と、ほとんどの好走を記録している。
東西の前哨戦ではみやこS組
■表4 【「中央G3組」前走レース別成績】
中京ダート中距離で勝率50%以上は有望
■表5 【中京ダート1800、1900m実績別成績】
【結論】
勝率50%未満の場合は、交流を含むG1馬か、中京ダート1800m重賞で一定の実績が欲しい。この条件から浮かび上がるのは、いずれもG1馬で前走JBCクラシックのメイショウハリオとノットゥルノ。ただし、メイショウハリオはJBCクラシック1番人気馬が不振傾向である点が気にかかる。その点、ノットゥルノはJBCクラシック組で好走率の高い「前走2~5番人気で2~4着」を満たし、有力な存在とみなすことができる。
中京ダート1800、1900m未出走の馬では、好走率の高い前走南部杯のジオグリフとレモンポップは見逃せないところ。もちろん、5戦5勝の超新星セラフィックコールも注目の1頭だが、前走みやこS組は4角通過が1~2番手だった馬が堅実なところ、11番手だった点は少々気になる。相手が一気に強化されるここでも豪脚が発揮されるかどうか、レースの大きな見どころとなるだろう。