3年ぶりの京都開催の注目点は? 菊花賞分析
2023/8/19 新潟 11R 日本海ステークス 1着 4番 ドゥレッツァ
好走馬の大多数は前走3着以内
■表1 【菊花賞近10年の前走着順別成績】
前走2200m戦1着馬が好成績
■表2 【菊花賞近10年の前走距離別成績】
菊花賞と相性抜群のルメール騎手
■表3 【菊花賞近10年の騎手別成績(抜粋)】
表3は騎手別成績(抜粋)。ルメール騎手の連対率が57.1%、複勝率は71.4%と非常に高く、ともにトップ。前走から継続騎乗か乗り替わりかの比較でも、ほぼ成績が変わらない。菊花賞全体では継続騎乗の方が乗り替わりより連対率・複勝率で2倍近く高い率を示しているのだが、ルメール騎手は乗り替わりでも18年1着フィエールマン(7番人気)、20年2着アリストテレス(4番人気)で連対している。ルメール騎手は今春の天皇賞でもジャスティンパレスで勝利しており、京都の長距離戦では見逃せない。
他では騎乗数こそ少ないものの横山武史騎手が一昨年タイトルホルダーで優勝。近10年で川田騎手は3着1回、池添騎手はすべて4着以下に終わっている。なお、モレイラ騎手は一度18年にグロンディオーズ(6番人気)に騎乗して、13着に敗れている。
他では騎乗数こそ少ないものの横山武史騎手が一昨年タイトルホルダーで優勝。近10年で川田騎手は3着1回、池添騎手はすべて4着以下に終わっている。なお、モレイラ騎手は一度18年にグロンディオーズ(6番人気)に騎乗して、13着に敗れている。
京都開催では上がりの速さが問われる
■表4 【京都開催の菊花賞における上がり順位別成績(2013~20年)】
ルメール騎手予定のドゥレッツァが一番手
■表5 【今年の菊花賞の注目馬】
(表5は10/18時点、除外対象馬なし)
一番手に推したいのは今回ルメール騎手が騎乗予定のドゥレッツァ。未勝利から前走まで4連勝中で、前走新潟2200mの日本海Sは上がり最速の34秒4で勝利。2着とは半馬身で辛勝だったが、今回京都の外回りコースに替わるのは大きい。未勝利戦ではサトノグランツを差し切り、2走前の2勝クラスでは上がり32秒7と末脚は実績馬に勝るとも劣らない。ルメール騎手騎乗でアタマでも狙ってみたい。
二番手に安定度でソールオリエンス。前走セントライト記念は2着に敗れたが、休み明けながら終いの脚は鋭かった。順調に上積みが見込め、上位争いになるだろう。神戸新聞杯組では川田騎手騎乗予定の1着サトノグランツより、3着(連対率・複勝率が高い)ファントムシーフを穴候補として挙げておきたい。
一番手に推したいのは今回ルメール騎手が騎乗予定のドゥレッツァ。未勝利から前走まで4連勝中で、前走新潟2200mの日本海Sは上がり最速の34秒4で勝利。2着とは半馬身で辛勝だったが、今回京都の外回りコースに替わるのは大きい。未勝利戦ではサトノグランツを差し切り、2走前の2勝クラスでは上がり32秒7と末脚は実績馬に勝るとも劣らない。ルメール騎手騎乗でアタマでも狙ってみたい。
二番手に安定度でソールオリエンス。前走セントライト記念は2着に敗れたが、休み明けながら終いの脚は鋭かった。順調に上積みが見込め、上位争いになるだろう。神戸新聞杯組では川田騎手騎乗予定の1着サトノグランツより、3着(連対率・複勝率が高い)ファントムシーフを穴候補として挙げておきたい。