今週から6週連続G1開催となり、春競馬は佳境に突入する。リニューアルオープン2週目の日曜メインは「第167回
天皇賞(春)」。連覇を狙うタイトルホルダーや昨年の
菊花賞1〜3着など、最強
ステイヤー決定戦にふさわしいメンバーが顔をそろえた。名物2度の坂越えを制してタイトルを手にするのはどの馬か。早速、過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。
【
人気と配当】
連
対馬は2−3、4−3、2−7、2−13、1−4、2−1、1−6、1−11、3−1、2−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、5、3連対と人気に応えているが、人気薄6、7、11、13番人気からも1頭ずつ連対している。
馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...1回
5000円台...1回
6000円台...1回
万 馬 券......1回
上位馬同士で決まった昨年の520円から、13番人気が2着に食い込んで2万160円と荒れた2016年の
万馬券決着まで幅広く、人気面からレース傾向を見極めるのは難しくなっている。
一方、3着に6、12、10、3、2、4、8、4、4、4番人気が入った
3連単配当は、11万円台、21万円台、23万円台、24万円台、3780円、1万円台、4万円台、5万円台、1万円台、6970円。こちら13年から4年連続で11〜24万円台の6けた配当が続いたが、ここ6年は1番人気が必ず連対して20年の5万5200円が最高。一時期のような波乱は見られない。
【
クラス別】
馬券対象の30頭は全て重賞からの参戦。 G1組【1.1.0.1.0.1】(1〜5着、着外)、G2組【12.5.3.2.1.1】、G3組【2.0.0.0.0.0】。28頭が前哨戦で
掲示板を確保し、例外の2頭はG1組13着とG2組6着。6着以下からの巻き返しはかなり厳しい。
【
ステップ】
日経賞組と
阪神大賞典組が6連対でトップタイ。次いで
大阪杯組3連対。連
対馬の75%を3組で占めている。ちなみに残る5頭は
京都記念、
ダイヤモンドS、
アメリカJCC、
日経新春杯、
有馬記念からの臨戦馬だった。
【
所属別】
関東馬は42頭が出走して7連対(連対率17%)、
関西馬が123頭で13連対(同11%)、外国馬0連対(同0%)。
関西馬が他所属馬を引き離しているが、率で
関東馬が逆転。タイトルホルダーが昨年勝利して反撃ののろしを上げた。
【
年齢】
4歳 【4.2.4.28】
5歳 【5.4.1.41】
6歳 【1.3.2.33】
7歳 【0.0.3.17】
8歳上【0.1.0.18】
連対率は16、18、10、0、5%。5歳馬が首位に立ち、4歳、6歳馬と続いている。
【
枠順】
21、22年の
阪神競馬を除く過去8回は
1枠【2.1.1.10】
2枠【1.1.0.12】
3枠【1.1.1.12】
4枠【1.1.3.11】
5枠【0.1.0.15】
6枠【1.2.1.12】
7枠【1.1.1.16】
8枠【1.0.1.20】
スタート地点は向正面の中間点よりやや2コーナー寄り。最初のカーブまで約400Mあるが、内の1〜4枠は【5.4.5.45】、外の5〜8枠が【3.4.3.63】。内枠が1、3着回数で外枠をややリードしている。(たま)
◎......マテンロウレオがゴールデンウィークの資金をプレゼントする。打倒・現役最強馬を果たすには好位→直線差し切り以外に戦法はない。前走は勝ち馬の絶妙な逃げで4着に敗退したが、3番手で前を射程圏に入れる競馬で本番への完璧な試走を終えた。長丁場でも近年は残り1000Mが勝負。春の長距離王に向け、万全の態勢で臨む。〇......相手はG1・3
勝馬タイトルホルダー。21年の
菊花賞を逃げて5馬身、昨年の当レースも7馬身差の圧勝だった。長距離でスピードを持続できるのが武器。
凱旋門賞、
有馬記念は崩れたが、前哨戦の
日経賞で59キロを背負って8馬身差のパフォーマンスを見せた。仁川から淀へと舞台を移しての連覇を狙う。
▲......昨年の
菊花賞1〜3着が相手。中ではボルドグフーシュに注目する。春のクラシックには間に合わなかったが、3冠ラストの
菊花賞でハナ差の2着。出遅れた上、外を回ったロスを思えば負けて強しの内容だった。続く、
有馬記念、
阪神大賞典でも連続2着に好走。末脚が生きる展開になれば逆転も十分可能だ。
△1......
ジャスティンパレスはその
菊花賞で0秒1差の3着。好位で追走できたが、2週目の3〜4コーナーで前が詰まっていったんブレーキ。立て直したが、あと一歩届かなかった。今年始動の
阪神大賞典は好位からメンバー最速の上がりで堂々と差し切り勝ち。
ディープインパクト産駒で初の京都も合いそうだ。
△2......シルヴァー
ソニックは昨年このレースで落馬中止となったが、それを除くと3000M以上は3、3、3、3、1、1着。現在、
ステイヤーズS、レッドシーターフH(
サウジアラビア)と連勝中で、7歳の今がピークのデキといえる。鞍上も来日2週で9勝を挙げたレーン騎手。ノーマークにはできない。
△3......アスクビクターモアは
菊花賞をハナ差ながらレコードで快勝。4コーナー先頭から長くいい脚を使って着差以上に強い競馬を見せた。ただ、前走・
日経賞が大差の9着。出遅れて道中でも不良馬場に脚を取られたとはいえ、やや負け過ぎの感がある。G1勝ちの実績は認めても今回は押さえとしたい。