競馬あれこれ 第108号

【ヴィクトリアM】

ソダシとスターズオンアースが初顔合わせ  過去5回の桜女王対決でワンツーは1回のみ

 

今年のヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)の最大の注目点は、ソダシ(牝5、栗東須貝尚介厩舎)とスターズオンアース(牝4、美浦高柳瑞樹厩舎)の桜花賞馬対決だ。

 グレード制が導入された84年以降、2頭の桜花賞馬が同じレースに出走したケースは20回あった(3頭以上が出走したケースはなし)。“先輩”と“後輩”は10勝10敗の五分。ワンツーは11年ヴィクトリアマイル(1着アパパネ-2着ブエナビスタ)、20年安田記念(1着グランアレグリア-2着アーモンドアイ)の2回あって、いずれも“後輩”が先着している。

 ヴィクトリアマイルでは昨年のソダシVSデアリングタクトに続いて、2年連続6回目の桜花賞馬対決となる。1年前に“先輩”デアリングタクトを撃破したソダシが、今年は“後輩”スターズオンアースに威厳を示すのか。早くも名牝の地位を確立した2頭の戦いから目が離せない。

 

ヴィクトリアマイルで行われた桜花賞馬対決


06年:1着ダンスインザムード、9着ラインクラフト
11年:1着アパパネ、2着ブエナビスタ
12年:3着マルセリーナ、5着アパパネ
18年:6着レッツゴードンキ、10着レーヌミノル
22年:1着ソダシ、6着デアリングタクト

 

 

 

 


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