【札幌記念 × 過去データ分析】
夏の頂上決戦は前走G1組が優勢!
【データ分析】
近6年の優勝馬はすべて2~3番人気
■表1 【人気別成績】
過去10年の人気別では、1番人気が【0.4.3.3】で複勝率は70.0%と高い一方で勝利はなく、2012年から12連敗中。2番人気は【5.1.0.4】で、5勝中4勝を近6年にマークしている。そして3番人気【2.0.0.8】の2勝は2019年と22年で、2018年以降の6年間では2番人気と3番人気しか勝っていない。穴馬の好走も見られるが、2~3着候補までにとどめるのが妥当だろう。
5歳馬・牝馬に注目
■表2 【年齢別、性別成績】
前走は海外含むG1組が中心に
■表3 【前走クラス別成績】
前走G1なら8着以内が目安
■表4 【前走G1からの好走馬(海外含む、過去6年)】
G3組は前走着順不問も距離実績に注目
■表5 【前走G3からの好走馬(過去10年)】
5歳馬・ジオグリフにチャンス到来
札幌記念は5歳馬(表2)、特に前走G1組(表3)に注目したいレース。今年は6歳以上のベテラン馬の登録が多く、前走でG1に出走していた5歳馬はジオグリフ1頭だ。2022年の皐月賞優勝後は勝利から遠ざかっているが、今年は中山記念3着、大阪杯5着、そして前走の安田記念6着と悪くない走りを見せている。重賞初制覇を飾った2021年札幌2歳S以来となる札幌参戦で久々の勝利を挙げられるか注目したい。もう1頭の5歳馬・モズゴールドバレルは実績面からは厳しそうだが、今年唯一の牝馬(表2)だけに穴で買う手はあるだろう。
その他では、前走G1組ではクイーンエリザベス2世C2年連続2着などの距離実績を持つプログノーシス、G3組なら2022年ホープフルS2着のトップナイフという、昨年の本競走1、2着馬に今年もチャンスがありそうだ。
その他では、前走G1組ではクイーンエリザベス2世C2年連続2着などの距離実績を持つプログノーシス、G3組なら2022年ホープフルS2着のトップナイフという、昨年の本競走1、2着馬に今年もチャンスがありそうだ。