有望2歳馬が集結!
1年最後の中央G1・ホープフルSを分析する
【データ分析】
前走1、2着馬が好走の大半を占める
■表1 【前走着順別成績】
前走芝1800m組が芝2000m組を凌駕
■表2 【前走距離別成績】
次に前走の距離別成績をチェック。前走芝2000mが54頭、前走芝1800mが28頭で、この2つの合計が全体の9割を超える。この両者を比較すると、好走率、回収値ともに前走芝1800mが優位に立っている。
前走芝1800mで上がり1位が好成績
■表3 【前走上がり順位別成績】
異なる距離で1着実績を持つ馬に注目
■表4 【距離に関する1着実績別成績】
距離に関する1着実績を調べた(表4の集計対象は中央戦のみ)。過去の1着が「芝1800mのみ」と「芝2000mのみ」を比較すると、好走率が高いのは前者だ。先に確認した前走芝1800mが好成績の傾向にも沿っている。しかし、この「芝1800mのみ」より高い連対率、複勝率を記録しているのが「芝・異なる距離」だ。なお、このデータは「芝1600mと2000m」「芝1800mと2000m」など、距離の組み合わせを問わないものである。キャリアの浅い馬ばかりなだけに、異なる距離の1着実績が経験としてアドバンテージになるのかもしれない。
好走馬の半数は2戦2勝馬
■表5 【実績別成績】
前走の着順・距離・上がりに注目!
登録馬22頭のうち前走1着が13頭いて、前走が新馬戦、未勝利戦、ダートだった馬を除くと5頭が残る。その5頭のうち、まずは2戦2勝の3頭から見ていこう。
シンエンペラーは、芝1800mの新馬戦、芝2000mの京都2歳Sと異なる距離で勝ってきた点も強調できる。気になるのは前走芝2000mで上がり4位という点だが、京都2歳Sは上がり1位タイが3頭いて、そこから0秒1差の4位。実質2位と考えれば、前走芝2000mとしてベストの上がり順となる。ヴェロキラプトルは芝1800mで2戦2勝。前走芝1800mで上がり1位という好走率が非常に高いデータにも合致している。ゴンバデカーブースは芝1600mで2戦2勝。表4によると、1着実績が芝1600mのみの馬は【0.1.0.5】とやや苦戦しており、このデータを覆したい。
無敗ではない2勝馬は2頭おり、異なる距離の1着実績を持つシリウスコルトは興味深い存在。センチュリボンドは1着実績が芝2000mのみだが、前走芝2000mで上がり2位だった点はいい。
前走1着馬以外では、前走芝1800mで上がり1位を記録したショウナンラプンタとレガレイラにも触れておきたい。ショウナンラプンタは昨年のドゥラエレーデと同じ東京スポーツ杯2歳Sの4着馬で、レガレイラはルメール騎手が騎乗予定。どちらも抽選を突破すれば注目する価値はあるだろう。
シンエンペラーは、芝1800mの新馬戦、芝2000mの京都2歳Sと異なる距離で勝ってきた点も強調できる。気になるのは前走芝2000mで上がり4位という点だが、京都2歳Sは上がり1位タイが3頭いて、そこから0秒1差の4位。実質2位と考えれば、前走芝2000mとしてベストの上がり順となる。ヴェロキラプトルは芝1800mで2戦2勝。前走芝1800mで上がり1位という好走率が非常に高いデータにも合致している。ゴンバデカーブースは芝1600mで2戦2勝。表4によると、1着実績が芝1600mのみの馬は【0.1.0.5】とやや苦戦しており、このデータを覆したい。
無敗ではない2勝馬は2頭おり、異なる距離の1着実績を持つシリウスコルトは興味深い存在。センチュリボンドは1着実績が芝2000mのみだが、前走芝2000mで上がり2位だった点はいい。
前走1着馬以外では、前走芝1800mで上がり1位を記録したショウナンラプンタとレガレイラにも触れておきたい。ショウナンラプンタは昨年のドゥラエレーデと同じ東京スポーツ杯2歳Sの4着馬で、レガレイラはルメール騎手が騎乗予定。どちらも抽選を突破すれば注目する価値はあるだろう。