今年も3歳牡馬が有力か!? 有馬記念を分析する
【Photo by JRA】
3歳が強く、6歳以上は不振
■表1 【有馬記念の年齢別成績、過去10年】
過去10年の年齢別成績を調べたところ、3歳が勝率16.0%、連対率28.0%、複勝率36.0%と最も優秀だった。一方、6歳以上は3着がわずか1回と不振傾向。4~5歳の成績は悪くないものの、3歳に比べると好走率は低かった。
1番人気の3歳馬は3戦3勝
■表2 【有馬記念の3歳馬人気別成績、過去10年】
古馬は前走JCか凱旋門賞か天皇賞(秋)
■表3 【有馬記念の4歳以上・前走レース別成績(一部)、過去10年】
前走JC・凱旋門賞・天皇賞(秋)組も人気馬が強い
今年も3歳牡馬に注目!
過去10年、3歳で有馬記念を勝利したのは16年サトノダイヤモンドなど4頭。前走で天皇賞(秋)を勝利していた21年エフフォーリアや22年イクイノックスに比べると、タスティエーラやソールオリエンスの成績は見劣るかもしれないが、古馬で図抜けた実績馬は見当たらないので、今年も3歳牡馬にチャンスがあるとみる。
タスティエーラとソールオリエンスのクラシック成績はほぼ互角。優劣をつけるのは本当に難しいが、菊花賞で2着と先着し、上がり3ハロンも上回っていたタスティエーラを一応上位に取る。また、有馬記念で3歳馬が複数頭出走した場合は、たいてい人気上位の馬が先着している(23年は1番人気イクイノックスが1着、6番人気ボルドグフーシュが2着)という傾向もあるので、実際の人気を見てからまた考えてみたい。
4歳以上の馬は前走JC3着のスターズオンアース、凱旋門賞4着のスルーセブンシーズ、天皇賞(秋)2着のジャスティンパレスと、主要の3路線から有力馬が出てきた。レース当日の人気はどうなるかわからないが、いずれの馬もある程度支持を集める可能性が高そう。よって、この3頭が有力な相手候補だ。
タスティエーラとソールオリエンスのクラシック成績はほぼ互角。優劣をつけるのは本当に難しいが、菊花賞で2着と先着し、上がり3ハロンも上回っていたタスティエーラを一応上位に取る。また、有馬記念で3歳馬が複数頭出走した場合は、たいてい人気上位の馬が先着している(23年は1番人気イクイノックスが1着、6番人気ボルドグフーシュが2着)という傾向もあるので、実際の人気を見てからまた考えてみたい。
4歳以上の馬は前走JC3着のスターズオンアース、凱旋門賞4着のスルーセブンシーズ、天皇賞(秋)2着のジャスティンパレスと、主要の3路線から有力馬が出てきた。レース当日の人気はどうなるかわからないが、いずれの馬もある程度支持を集める可能性が高そう。よって、この3頭が有力な相手候補だ。