競馬あれこれ 第68号

フェアリーS】馬券になるのは「昇級組!」なかでも注目すべき2頭は意外にも人気薄!?

 

~過去10年のフェアリーSの傾向分析~

◇前走クラス別成績
・G1 〔0.0.1.13〕
・G2 〔0.0.0.2〕
・G3 〔2.0.0.10〕
・OP 〔0.0.0.7〕
・1勝 〔3.7.1.49〕
・未勝利〔3.2.3.29〕
新馬 〔2.1.5.20〕
 過去10年の前走クラス別成績を見ると、重賞・OP特別からの臨戦馬が合わせて〔2.0.1.32〕連対率6%と、例年人気を集める割には一息。これに対して、今回昇級となる組が〔8.10.9.98〕と馬券の9割を占める活躍を見せている。ここで狙うべきは後者。そこで昇級組で連対した18頭に注目してみる。

◇昇級組で連対した18頭の共通点
・前走芝1600~2000m(18頭中16頭)
・前走4着以内(18頭中15頭)
・上がり3位以内での勝ち鞍あり(18頭中15頭)
・16頭立て以上で連対歴あり(18頭中13頭)
 今年これらの条件を全て満たすのが、イコノスタシス(美浦:古賀慎厩舎)・ミタマ(栗東:上村厩舎)の2頭。イコノスタシスの前走の勝ち時計は、同日ヒップホップソウルが2着したベゴニア賞の勝ち時計よりも速く優秀。ミタマも同じく初勝利直後だが、敗れた3戦も着差は全て0.2秒差以内と大崩れなし。両者とも重賞で穴をあけて不思議ない存在だ。