過去傾向から浮上する安田記念の好走パターンは?
複勝回収率100%を超える前走G1組
外枠優勢、6番人気以下も外枠から
関東馬、特に牝馬が好成績
表3は所属別成績。栗東所属の関西馬は出走数こそ多いものの、勝利数・勝率・連対率・複勝率いずれも美浦所属の関東馬が上回っている。特に19年以降の近5年は関東馬の活躍が目立ち、3着以内馬15頭中12頭を占めている。
また、関東馬、関西馬における牝馬の成績を示したが、関東馬の牝馬は一昨年・昨年のソングラインら3勝をあげ、連対率58.3%・複勝率66.7%と非常に高い。4着以下も4頭中3頭が4・5着で、12頭中11頭が5着以内と大半が上位に入っている。この理由としては、同じ東京芝1600mのヴィクトリアマイルが3週前に行われることによる「慣れ」のメリットが大きいのではないか。ただし、関西馬の牝馬は8頭すべて着外に敗退。こちらは「慣れ」よりも中2週で再度の関東遠征となる体力面のデメリットが大きいと見る。
また、関東馬、関西馬における牝馬の成績を示したが、関東馬の牝馬は一昨年・昨年のソングラインら3勝をあげ、連対率58.3%・複勝率66.7%と非常に高い。4着以下も4頭中3頭が4・5着で、12頭中11頭が5着以内と大半が上位に入っている。この理由としては、同じ東京芝1600mのヴィクトリアマイルが3週前に行われることによる「慣れ」のメリットが大きいのではないか。ただし、関西馬の牝馬は8頭すべて着外に敗退。こちらは「慣れ」よりも中2週で再度の関東遠征となる体力面のデメリットが大きいと見る。
過去好走馬が走りやすい安田記念
フィアスプライド、セリフォスに注目!
(表5は5/29時点)
今年の安田記念の注目馬は表5のとおり。
これまでのデータから今回はフィアスプライドとセリフォスの2頭を推奨したい。
フィアスプライドは表3で示した関東馬の牝馬に該当する。前走のヴィクトリアマイルは2着と好走。差し追い込み勢が上位を占める中で先行して好走したのは価値が高い。今回はルメール騎手から坂井瑠星騎手に乗り替わる予定で人気こそ下がるだろうが、積極的に狙ってみたい。
セリフォスは近2年の安田記念で4着、2着。一昨年3歳時の4着にしても勝ったソングラインと0秒1差に持ち込めていた。昨年はシュネルマイスターを抑えての2着で、安田記念との相性の良さを示した。表4の過去好走馬が走りやすい傾向からするとこの馬となる。
逆に今回人気を集めそうなソウルラッシュは近2年の安田記念で13着、9着。前走のマイラーズCは強さを見せたが、安田記念との相性からすると危ない一頭といえる。
今年の安田記念の注目馬は表5のとおり。
これまでのデータから今回はフィアスプライドとセリフォスの2頭を推奨したい。
フィアスプライドは表3で示した関東馬の牝馬に該当する。前走のヴィクトリアマイルは2着と好走。差し追い込み勢が上位を占める中で先行して好走したのは価値が高い。今回はルメール騎手から坂井瑠星騎手に乗り替わる予定で人気こそ下がるだろうが、積極的に狙ってみたい。
セリフォスは近2年の安田記念で4着、2着。一昨年3歳時の4着にしても勝ったソングラインと0秒1差に持ち込めていた。昨年はシュネルマイスターを抑えての2着で、安田記念との相性の良さを示した。表4の過去好走馬が走りやすい傾向からするとこの馬となる。
逆に今回人気を集めそうなソウルラッシュは近2年の安田記念で13着、9着。前走のマイラーズCは強さを見せたが、安田記念との相性からすると危ない一頭といえる。