前走距離と前走馬体重がカギ! フィリーズR分析!
【Photo by JRA】
関西馬が圧倒、そのなかで2番人気馬が好成績
注:2019年は1着同着のため、1着馬11頭
表1は出走馬の所属別成績と関西馬における人気別成績。関東馬で好走したのは14年3着エスメラルディーナのみで苦戦傾向にある。関西馬が19年ノーワンとプールヴィルの1着同着を含めてすべて勝利しており、3着以内数でも圧倒している。
これら関西馬の人気別成績では1番人気馬は15年クイーンズリングの1勝のみで、複勝率も44.4%と低め。一方、2番人気馬が昨年のシングザットソングら最多の4勝をあげており、複勝率は90.0%と非常に高い。8番人気馬は21年シゲルピンクルビーら3勝と勝ち星で2番人気馬に続いている。また、19年ノーワンが12番人気で勝利するなど、10番人気以下が5頭激走している。14年には2→13→7番人気の順で3連単175万馬券、昨年を含めて10年中5年で3連単10万円以上の配当となっており、波乱傾向が強い一戦だ。
表1は出走馬の所属別成績と関西馬における人気別成績。関東馬で好走したのは14年3着エスメラルディーナのみで苦戦傾向にある。関西馬が19年ノーワンとプールヴィルの1着同着を含めてすべて勝利しており、3着以内数でも圧倒している。
これら関西馬の人気別成績では1番人気馬は15年クイーンズリングの1勝のみで、複勝率も44.4%と低め。一方、2番人気馬が昨年のシングザットソングら最多の4勝をあげており、複勝率は90.0%と非常に高い。8番人気馬は21年シゲルピンクルビーら3勝と勝ち星で2番人気馬に続いている。また、19年ノーワンが12番人気で勝利するなど、10番人気以下が5頭激走している。14年には2→13→7番人気の順で3連単175万馬券、昨年を含めて10年中5年で3連単10万円以上の配当となっており、波乱傾向が強い一戦だ。
前走1600mが好成績も、阪神JF組は1勝のみ
■表2 【フィリーズRの前走距離別成績(過去10年)】
前走馬体重460kg以上が7勝、なかでも前走1600m組
■表3 【フィリーズRの前走馬体重別成績(過去10年)】
前走上がり1位で3着以内だった馬が6勝
■表4 【フィリーズRの前走上がり順位別成績(過去10年)】
前走1600m組で460kg超だったジューンブレアに注目!
■表5 【今年のフィリーズRの注目馬】
(表5は3/6時点)
今回のフィリーズRで1番人気に推されるのは前走阪神JFで3着のコラソンビートだろう。阪神JFでは1・2着とは0秒2差、また4着馬を3馬身離していた。2走前には京王杯2歳Sを勝利して格上の存在だが、劣勢の関東馬に加えて、過去10年で1勝のみの1番人気、前走阪神JF組、前走馬体重438kgとレース傾向に合っていない。あくまで1着は別の馬で馬券作戦は考えてみたい。
1着候補としてまずはジューンブレアを推奨したい。前走1600mのデイリー杯2歳Sで7着、当時の馬体重は476kg。前走は2走前1200mの新馬戦1着からの距離延長で厳しかった。それでも勝ち馬とは0秒7差、3着とは0秒2差。牝馬限定となる今回は休み明けでもいきなり走っておかしくない。
上がり1位を重視するならバウンシーステップ。前走つわぶき賞は上がり1位で1着。2着に2馬身半差をつける快勝だった。時計の速い良馬場で追い比べになれば勝ち切る力は十分にある。
今回のフィリーズRで1番人気に推されるのは前走阪神JFで3着のコラソンビートだろう。阪神JFでは1・2着とは0秒2差、また4着馬を3馬身離していた。2走前には京王杯2歳Sを勝利して格上の存在だが、劣勢の関東馬に加えて、過去10年で1勝のみの1番人気、前走阪神JF組、前走馬体重438kgとレース傾向に合っていない。あくまで1着は別の馬で馬券作戦は考えてみたい。
1着候補としてまずはジューンブレアを推奨したい。前走1600mのデイリー杯2歳Sで7着、当時の馬体重は476kg。前走は2走前1200mの新馬戦1着からの距離延長で厳しかった。それでも勝ち馬とは0秒7差、3着とは0秒2差。牝馬限定となる今回は休み明けでもいきなり走っておかしくない。
上がり1位を重視するならバウンシーステップ。前走つわぶき賞は上がり1位で1着。2着に2馬身半差をつける快勝だった。時計の速い良馬場で追い比べになれば勝ち切る力は十分にある。