今年は6日に開幕!
中山金杯を分析する
【データ分析】
優勝馬は5番人気以内
■表1 【人気別成績】
4・5歳馬、前走2000m出走馬が好成績
■表2 【年齢別、前走距離別成績】
前走3勝クラス組が好成績も、今年はG3組に注目
■表3 【前走クラス別成績(2018年~)】
過去10年の本競走では前走金鯱賞(11~12月)出走馬が【2.1.0.4】連対率42.9%を記録していたが、同レースは2017年より春へと移動。またこの年からチャレンジCが芝1800mのハンデ戦から芝2000mの別定戦へと変わるという大きな変更があった。そのため表3~表5はその翌年にあたる2018年以降のデータを見ていきたい。
表3は前走クラス別成績。3勝クラス組が【2.1.2.7】複勝率41.7%の好成績を残しているが、この組は前走芝2000m組【2.1.2.2】に対し、他の距離だった組は【0.0.0.5】。今年の登録馬には前走で3勝クラスの芝2000m戦に出走していた馬がいないため、芝2000mのG3に出走していた馬を中心視したい。
表3は前走クラス別成績。3勝クラス組が【2.1.2.7】複勝率41.7%の好成績を残しているが、この組は前走芝2000m組【2.1.2.2】に対し、他の距離だった組は【0.0.0.5】。今年の登録馬には前走で3勝クラスの芝2000m戦に出走していた馬がいないため、芝2000mのG3に出走していた馬を中心視したい。
G3組はチャレンジC組が有力
■表4 【前走G3からの好走馬(2018年~)】
G1組は前走着順不問
■表5 【前走G1・G2・オープン特別からの好走馬(2018年~)】
最後に表5は前走G3と3勝クラス以外(G1・G2・オープン特別)からの好走馬である。過去10年の中山金杯では4、5歳馬が好成績を残しているが(表2)、2018年以降に前走オープン特別から好走した3頭はいずれも6、7歳馬。そして前走3番人気以内かつ5着以内で共通している。この「6、7歳」で「前走オープン特別3番人気以内かつ5着以内」を満たす馬は【1.1.1.2】になるが、今年は該当馬不在だ。
よって今年はG3組以外ならG1~G2組。G1組は前走着順不問。G2組は好走馬が1頭しかいないが、過去10年の好走馬4頭中3頭は前走4着以内だった。またG1~G2組の好走馬4頭のうち、4歳の2頭は福島のラジオNIKKEI賞優勝馬で、5歳以上の2頭は中山の重賞勝ち馬。直線が短いコースでの重賞実績がチェックポイントになりそうだ。
【結論】
よって今年はG3組以外ならG1~G2組。G1組は前走着順不問。G2組は好走馬が1頭しかいないが、過去10年の好走馬4頭中3頭は前走4着以内だった。またG1~G2組の好走馬4頭のうち、4歳の2頭は福島のラジオNIKKEI賞優勝馬で、5歳以上の2頭は中山の重賞勝ち馬。直線が短いコースでの重賞実績がチェックポイントになりそうだ。
【結論】