前走阪神JF組が優位!? 桜花賞分析
【Photo by JRA】
好走馬は前走1600m組が大半、中9~24週が好成績
■表1 【桜花賞の前走距離別成績(過去10年)】
キャリア3戦、なかでも前走阪神組に注目
■表2 【桜花賞のキャリア別成績(過去10年)】
前走阪神JF1着からの直行は連対率100%
■表3 【桜花賞の前走着順別成績(過去10年)】
表3は前走着順別成績。前走1着馬は18年アーモンドアイら最多の5勝をあげているものの、複勝率は17.5%。それに比べ、前走2着馬は複勝率21.4%、前走3着馬は同27.3%で前走1着馬を上回っている点はチェックしておきたい。
前走1着馬の前走レースを見ていくと、阪神JF組は21年ソダシ、昨年のリバティアイランドが勝利し、14年レッドリヴェール2着で連対率100%。これら阪神JF1着からの直行組は信頼度が高い。他ではチューリップ賞組がG3時は複勝率75.0%と高かったものの、G2に昇格した18年以降は2着1回のみ。クイーンC・フェアリーS勝ち馬はそれぞれ3着1回のみ。フィリーズR勝ち馬に至っては11頭すべて4着以下に敗れている。
前走1着馬の前走レースを見ていくと、阪神JF組は21年ソダシ、昨年のリバティアイランドが勝利し、14年レッドリヴェール2着で連対率100%。これら阪神JF1着からの直行組は信頼度が高い。他ではチューリップ賞組がG3時は複勝率75.0%と高かったものの、G2に昇格した18年以降は2着1回のみ。クイーンC・フェアリーS勝ち馬はそれぞれ3着1回のみ。フィリーズR勝ち馬に至っては11頭すべて4着以下に敗れている。
前走G1からの継続騎乗馬が買い
■表4 【桜花賞の継続騎乗or乗り替わりの成績比較(過去10年)】
前走阪神JF1着から直行のアスコリピチェーノを信頼
■表5 【今年の桜花賞の注目馬】
(表5は4/3時点)
桜花賞の注目馬は表5のとおり。
阪神JFから直行となるアスコリピチェーノを素直に信頼したい。阪神JFの勝ち時計は過去10年で最速、レベルが高いレースだった。表3で示したように阪神JF勝ちからの直行は連対率100%と崩れていない。キャリア3戦で前走阪神も強調材料で、前走から継続で北村宏司騎手が騎乗予定。死角らしい死角は見当たらず、最も勝利に近い存在とみる。
相手筆頭は阪神JFでアスコリピチェーノにクビ差まで迫ったステレンボッシュだが、今回はルメール騎手からの乗り替わりが不安材料。能力的には阪神JF上位2頭による再度のワンツーがあっておかしくない。
穴候補としては前走チューリップ賞組のセキトバイーストとハワイアンティアレの2頭を挙げておきたい。セキトバイーストの前走は前半1000m57秒7のハイペースで逃げて2着。逃げ馬有利の馬場状態ならばチャンスだ。ハワイアンティアレはキャリア3戦で前走阪神組と表2で示した好走パターンに合っており、狙って面白い一頭だ。
桜花賞の注目馬は表5のとおり。
阪神JFから直行となるアスコリピチェーノを素直に信頼したい。阪神JFの勝ち時計は過去10年で最速、レベルが高いレースだった。表3で示したように阪神JF勝ちからの直行は連対率100%と崩れていない。キャリア3戦で前走阪神も強調材料で、前走から継続で北村宏司騎手が騎乗予定。死角らしい死角は見当たらず、最も勝利に近い存在とみる。
相手筆頭は阪神JFでアスコリピチェーノにクビ差まで迫ったステレンボッシュだが、今回はルメール騎手からの乗り替わりが不安材料。能力的には阪神JF上位2頭による再度のワンツーがあっておかしくない。
穴候補としては前走チューリップ賞組のセキトバイーストとハワイアンティアレの2頭を挙げておきたい。セキトバイーストの前走は前半1000m57秒7のハイペースで逃げて2着。逃げ馬有利の馬場状態ならばチャンスだ。ハワイアンティアレはキャリア3戦で前走阪神組と表2で示した好走パターンに合っており、狙って面白い一頭だ。