波乱の可能性あり! クイーンSを分析する
2022/10/15 東京11R 府中牝馬ステークス(G2) 1着 6番 イズジョーノキセキ
■表1 【クイーンSの人気別成績(2014年以降の札幌開催計8回)】
■表2 【クイーンSの所属別成績(2014年以降の札幌開催計8回)】
■表3 【クイーンSの枠番別成績(2014年以降の札幌開催計8回)】
表3は枠番別成績。黄色で強調したように内の1・2枠が好成績をあげている。枠番別とあるが、フルゲート14頭で1・2枠は1頭ずつなので、馬番でも1番と2番が好成績だ。なかでも2枠2番の馬は17年アエロリットら最多の3勝をあげ、連対率50.0%・複勝率87.5%と非常に高い。
過去8回は開催2日目か4日目のどちらかで行われており、まだ内の状態が良い。小回りコースでコーナー4回となれば、内枠有利とイメージできるが、想像以上に内の1・2枠有利の傾向が出ていることは覚えておきたい。ぜひ枠順には注目していただきたい。
過去8回は開催2日目か4日目のどちらかで行われており、まだ内の状態が良い。小回りコースでコーナー4回となれば、内枠有利とイメージできるが、想像以上に内の1・2枠有利の傾向が出ていることは覚えておきたい。ぜひ枠順には注目していただきたい。
■表4 【クイーンSの年齢別成績(2014年以降の札幌開催計8回)】
■表5 【クイーンSの前走レース別成績(2014年以降の札幌開催計8回)】
最後に表5は前走レース別成績。ヴィクトリアM組が19年ミッキーチャームら最多の3勝をあげており、連対率33.3%・複勝率55.6%と非常に高い。昨年は1・3着が該当しており、17年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。マーメイドS組は20年レッドアネモスら2勝をあげ、複勝率30.0%。この組の好走馬6頭はいずれも4番人気以下で、人気薄でも注意しておきたい。
その他では福島牝馬S組は16年マコトブリジャール、NHKマイルC組は17年アエロリット、ドバイDF組は18年ディアドラがそれぞれ優勝。また前走1600m組が4勝をあげており、マイルからの距離延長組には注目だ。前述の通り3歳馬は17年アエロリットの1着1回のみで、オークス組はいずれも4着以下に敗れている点はチェックしておきたい。
<結論>
その他では福島牝馬S組は16年マコトブリジャール、NHKマイルC組は17年アエロリット、ドバイDF組は18年ディアドラがそれぞれ優勝。また前走1600m組が4勝をあげており、マイルからの距離延長組には注目だ。前述の通り3歳馬は17年アエロリットの1着1回のみで、オークス組はいずれも4着以下に敗れている点はチェックしておきたい。
<結論>
■表6 【今年のクイーンSの主な有力馬(7/26時点)】
※フルゲート14頭
今年の出走予定馬は表6のとおり。
斤量が軽い3歳馬、なかでも前走オークス組が人気を集めそうだが、表5で示したように結果が出ておらず、中心視は避けたい。
これまでのデータからまず前走ヴィクトリアM組のイズジョーノキセキを推したい。ヴィクトリアMは15着と大敗したが、マイルはこの馬には忙しく、全5勝中4勝をあげている1800mへの距離延長は間違いなく好材料だ。昨秋の府中牝馬Sではソダシを破って好時計勝ちしており、前走からの一変が期待できる。
もう一頭推奨したいのがコスタボニータ。前走のメイSは6着に敗れたが、大外18番からのスタートで前半脚を使わされたのが痛かった。1800mも今年2月の初音S勝利で問題なく、2走前の阪神牝馬S3着だけ走れば十分好走できる。内の馬番1・2番に入ればなお可能性は高まる。
今年の出走予定馬は表6のとおり。
斤量が軽い3歳馬、なかでも前走オークス組が人気を集めそうだが、表5で示したように結果が出ておらず、中心視は避けたい。
これまでのデータからまず前走ヴィクトリアM組のイズジョーノキセキを推したい。ヴィクトリアMは15着と大敗したが、マイルはこの馬には忙しく、全5勝中4勝をあげている1800mへの距離延長は間違いなく好材料だ。昨秋の府中牝馬Sではソダシを破って好時計勝ちしており、前走からの一変が期待できる。
もう一頭推奨したいのがコスタボニータ。前走のメイSは6着に敗れたが、大外18番からのスタートで前半脚を使わされたのが痛かった。1800mも今年2月の初音S勝利で問題なく、2走前の阪神牝馬S3着だけ走れば十分好走できる。内の馬番1・2番に入ればなお可能性は高まる。