競馬あれこれ 第42号

阪神ジュベナイルF】ラヴェル、リバティは鉄板級!?残る1枠に買うべき1頭とは

 

~過去10年の阪神JFの傾向分析~

◇ステップ別成績
アルテミスS 〔4.3.3.16〕※G3昇格後の8年
ファンタジーS〔3.0.2.32〕
札幌2歳S  〔1.0.0.1〕
 目下2連勝中の前走・アルテミスS組。G3昇格後の近8年、そこで連対していた馬で、これまでに4着以下がない馬に限れば〔4.2.2.2〕で複勝率は80%をマークする。たとえ人気でもラヴェル栗東:矢作厩舎)・リバティアイランド(栗東:中内田厩舎)は外せない。そうなれば残り一枠を巡る争い。今回は連対馬20頭の共通点を探ってみたい。

◇過去10年の連対馬20頭の共通点
・キャリア2~3戦(18頭)
・これまでに4着以下なし(18頭)
・芝1600m以上で勝ち鞍あり(17頭)
・上がり最速で勝ち鞍あり(17頭)
・OPクラスで連対歴あり(15頭)
 2歳女王の座を争うハイレベルな一戦だけに、これまでに条件戦などで躓いているような馬では厳しい。また、舞台は開催の進んだ阪神外回りコース。ここではマイル以上の距離をこなせる体力と決め手が求められる。これらの条件を全てクリアするのが、前述の2頭とモリアーナ(美浦:武藤厩舎)。東京マイルの新馬戦ではレースの上がり〔11.2-11.0-11.1〕の中、突き抜けたように瞬発力は前記2頭にもヒケを取らない。