競馬あれこれ 第32号

東スポ杯2歳S】出世レースで「勝率100%の鉄板データ」に該当する馬とは

 

~過去10年の東スポ杯2歳Sの傾向分析~

目下3年連続で勝ち馬が後にG1を制している注目の一戦。その勝った3頭は、全て新馬戦からの臨戦馬で、G2に昇格した昨年もこの傾向は変わらなかった。今年も前走・新馬組の中から将来のG1馬候補=勝ち馬を探してみたい。

◇前走クラス別成績
・重賞  〔3.1.0.9〕
・OP特別〔3.2.5.21〕
・未勝利 〔0.2.3.21〕
新馬  〔4.3.2.20〕
新馬戦からの臨戦馬は〔4.3.2.20〕となるが、その中でも芝1800mを2番人気以内で勝ち上がってきた馬は〔4.2.1.5〕となる。加えて、そこで後続に0.4秒以上の差をつけていた関西馬なら〔2.0.0.0〕と勝率100%。今年の該当馬はフェイト(栗東:矢作厩舎)。鞍上の福永騎手も当レースで現役最多となる4勝をマークしており、心強いタッグだ。