競馬あれこれ 第21号

じゃいが「ワイド」を買わない理由とは?【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】

 

ワイドは僕が競馬を始めた頃にはなかった馬券ですね。よく馬連を買って「わー、1着と3着だー! 今度は2着と3着だ! 惜しい!!」なんて思いをしたことがある人はたくさんいると思います。競馬あるあるの1つですね。

しかしワイドならこれが当たっているのです。当然のことながら馬連よりも当たる確率が高いです。そして馬連よりもオッズは低いです。「馬連は外したけどワイドは当たった!」なんてことはよくありますが、「馬連が当たったけどワイドは外した!」なんてことは絶対にありません。

例えば3連単を2頭軸マルチで何頭かに流して、「軸2頭は当たってたのに、ヒモを買ってなかった!」なんてことはありますが、その2頭軸が当たっているのならワイドなら的中しています。馬券内の3頭のうち2頭が当たれば的中なので、馬券内に来たもう1頭が何番人気だろうとオッズに影響はありません。

つまり、ワイド1点と3連複2頭軸総流し、3連単2頭軸マルチ総流しは同じだと考えてください。

仮に16頭立ての場合、3連複は14通り、3連単は84通りになります。ということはもし仮に1点100円だとしたら、ワイドは100円で買えますが、3連複は1400円、3連単は8400円が必要になります。より少ない金額で購入するならワイドがいいでしょう。

ただ、僕の場合ワイドはほとんど買いません。

僕の主流は3連単の馬券です。それはなぜか? 無駄な馬券を削れたとしたら3連単の方が効率がいいと思うからです。

例えばワイド1点と3連単2頭軸マルチ総流しは同じだと言いましたが、3連単の場合はそこからさらに絞ることが出来ます。切る馬がいれば買う点数は少なく済みますし、本命馬を1、2着固定にしたらさらに絞ることが出来ます。しかし、ワイドなら当たっていたけど、3連単で馬券を絞ったせいでハズレることもあります。

ただ、競馬の予想は常に言っていますが、来る馬だけではなく来ない馬を選ぶことも必要です。

例えば今年の高松宮記念、僕は本命がロータスランド(8番人気)で対抗がナランフレグ(5番人気)でした。僕はダイメイフジ(18番人気)を切って、3連単2頭軸マルチの15頭流し×100円で9000円買いました。それが2,784,560円の払い戻しになりました。

もしこれがワイド1点9000円なら314,100円でした。約100倍も違うのです。

これは3着(キルロード)が17番人気だったのが大きいですし、3着が人気馬ならワイドの方がお得なこともあります。しかしダイメイフジは切っています。これが大きかった。

2頭、3頭と来ない馬を削れば削るほど、着固定をすればするほど、3連単の方がお得になります。もちろんその精度は必要にはなりますが。

つまり、買う点数を絞れるなら3連単、絞れないならワイドという感じでいいと思います。

買い方のコツということですが、予想の上手さと買い方の上手さは別物だと考えてください。

予想というのは馬券内に来る馬を当てることですが、ほとんどの人が当たる当たらないを1番に考えてる方が多いです。当たることは正義で、ハズレることは悪。

しかし、僕の場合は長い目で見て、儲かるか儲からないかを1番に考えています。馬券もその信条に沿って買っています。手前味噌ですが、おそらく僕ほど競馬でプラスになっている人はそういないと思います。僕より勝っている人にも会ったことはありません。

実は予想自体の的中率や精度は大したことはありません。では、何が大事かというと、やはり買い方だと思っています。

ここで説明しきれるほど単純ではないので、詳しく知りたい人は『勝てる馬券の買い方』という私の本を参考にしていただけたら幸いですが(すいません、地味に宣伝してしまいました)、相談者の方も、ワイドでも3連単でも構わないので、自分の意志を強く持ち、どういう買い方をしたらお得か? 自分にはどういうスタイルが合っているのか? そんなことを模索しながら馬券を買っていくと、より競馬が楽しくなると思います。

 

競馬が好きな方へ

 

 

 

 

 

 

 

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