競馬あれこれ 第8号

【競馬】「シルバーコレクター」であなたが一番好きな競走馬は? 4頭を解説!

シルバーコレクター」とは、タイトルを狙える実力を持っているものの、あと一歩のところでタイトルを獲得できない存在を指す言葉です。競馬界にも、GIタイトルにあと一歩まで迫りながらも2着続きなことから「シルバーコレクター」と呼ばれている名馬たちがいます。

シーキングザダイヤ
 「シーキングザダイヤ」は、父に大種牡馬Storm Catを持ち、母に日本の調教馬として初の海外GI制覇を果たした「シーキングザパール」を持つ良血馬です。大きな期待を寄せられたシーキングザダイヤは、GIレースに計20回出場。当時の史上最多となる、9回に及ぶ2着という結果を残します。

 さらに5年後、フリオーソに記録を抜かれ通算2着ランキングでも2位に輝くことに。まさに名シルバーコレクターといえる競走馬です。

タイテエム
 「タイテエム」は、イギリスからの持込馬で、父にセントクレスピン、母にテーシルダ、母父にヴェンチアを持つ馬です。血統は立派で幼いころから馬体も良かったものの、非常に高額な上に派手な風貌が好まれず、なかなか売れなかった過去があります。

 しかし、1973年の天皇賞(春)にて悲願の優勝を果たし、「無冠の貴公子に春が訪れます」と熱く実況されました。

ステイゴールド
 「ステイゴールド」は、父にサンデーサイレンス、母にゴールデンサッシュ、母父にディクタスを持ち、北海道の白老ファームで生まれました。

 2着や3着が多かったことから、「ブロンズコレクター」と呼ばれることもありました。しかし、2000年の重賞初制覇は伝説的な盛り上がりを見せ、今なおファンの話題に上ることの多い馬です。

メイショウドトウ
 「メイショウドトウ」はアイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬です。世紀末覇王・皐月賞テイエムオペラオー古馬時代に、最大のライバルとして立ちはだかりました。

 GIレースではテイエムオペラオーを前にして、2着に終わること5回。そのうち3度はタイム差なしの決着という大接戦でした。しかし、2001年の宝塚記念テイエムオペラオーを抑えて悲願のGI初制覇。GIわずか1勝で引退しましたが、実績以上の実力馬として人気を集めました。

シルバーコレクター」で一番好きな競走馬は?
 「シルバーコレクター」のなかでも、人気の4頭をご紹介しました。実力はあるものの、時代のめぐりあわせなどから勝利に恵まれなかったシルバーコレクターたち。だからこそ応援したくなった人も多いでしょう。「シルバーコレクター」と呼ばれる中で、皆さんが最も好きな競走馬はどの馬ですか?

 

自己啓発にお勧めです。

 

 

 

 

競馬好きの方へ