【セントライト記念 × 過去データ分析】
今年は前走日本ダービー出走馬の争い!
【データ分析】
上位人気が安定
■表1 【人気別成績】
前走はJRA重賞組が中心
■表2 【前走クラス別成績】
前走クラス別(中央)の成績は、G1組【5.7.6.26】とG3組【3.1.1.12】で好走馬30頭中23頭を占め、好走確率も高い。条件戦組の好走はほぼ人気馬ばかりで、セントライト記念4番人気以下かつ前走がJRA重賞以外だった馬は【0.0.1.71】と苦戦している。ちなみに本競走の前日に行われるローズSでは、4番人気以下の好走馬17頭中14頭が前走2勝クラス以下だった。同じ3歳G2戦でもまったく異なる傾向を示している点には注意したい。
日本ダービー組は大敗馬の巻き返しも
■表3 【前走日本ダービー組の各種成績】
ラジオNIKKEI賞組は人気と着順、実績をチェック
■表4 【前走ラジオNIKKEI賞からの好走馬】
前走G3組の好走馬はすべてラジオNIKKEI賞に出走していた。この組は同レースで1番人気または1着だった馬が好走馬5頭中4頭。また同レースで馬券圏外だった2頭はともに、G2での連対実績を持っていた。前走も含め少なくとも重賞3着以内の実績が必須だ。
皐月賞好走馬も見逃せない
前走日本ダービー組3頭の争い
今年のセントライト記念は前走JRA重賞組が上位人気を占めそうで、条件戦組やオープン特別組は4番人気以下になってしまうと苦しい(表2)。また、前走ラジオNIKKEI賞組の2頭はともに同レース2番人気以下かつ2着以下で、重賞連対実績も持たないため減点が必要(表4)。よって前走日本ダービー組のアーバンシック、エコロヴァルツ、コスモキュランダの3頭による争いになりそうだ。
この3頭はそれぞれ好材料を持っており、アーバンシックは日本ダービー4番人気(5番人気以内なら複勝率87.5%)で、11着という着順も悪くない。エコロヴァルツは日本ダービーでハナを切り、4コーナーを2番手で通過(3番手以内なら複勝率75.0%)していたことが大きなプラスになる。そしてコスモキュランダはダービーの内容にこそ特筆すべき点はないが、皐月賞2着(3着以内なら複勝率88.9%)の実績は見逃せない。当日の人気は恐らくコスモキュランダ、アーバンシックが1、2番人気で、やや離れてエコロヴァルツとなりそう。過去10年の1、2番人気の安定感(表1)を重視する方ならコスモキュランダとアーバンシック、配当妙味重視ならエコロヴァルツを軸に考えるといいだろう。
この3頭はそれぞれ好材料を持っており、アーバンシックは日本ダービー4番人気(5番人気以内なら複勝率87.5%)で、11着という着順も悪くない。エコロヴァルツは日本ダービーでハナを切り、4コーナーを2番手で通過(3番手以内なら複勝率75.0%)していたことが大きなプラスになる。そしてコスモキュランダはダービーの内容にこそ特筆すべき点はないが、皐月賞2着(3着以内なら複勝率88.9%)の実績は見逃せない。当日の人気は恐らくコスモキュランダ、アーバンシックが1、2番人気で、やや離れてエコロヴァルツとなりそう。過去10年の1、2番人気の安定感(表1)を重視する方ならコスモキュランダとアーバンシック、配当妙味重視ならエコロヴァルツを軸に考えるといいだろう。