前走馬体重と前走着差に注目! クイーンS分析
【データ分析】
夏の新潟が開幕し、今週・来週は新潟競馬・札幌競馬の2場開催として施行される。今週は日曜に新潟でアイビスサマーダッシュ、札幌でクイーンSと平地重賞2鞍が組まれている。今回は札幌の牝馬限定重賞、クイーンSをピックアップ。2014年以降に札幌競馬場で行われた過去9回のデータから今年馬券で狙える馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。
内の馬番1・2番の活躍が顕著!
■表1 【クイーンSの馬番別成績(過去9回)】
表1は馬番別成績。同日の日曜に行われるアイビスサマーダッシュは外枠有利が定説だが、札幌施行のクイーンSにおいては内の馬番1・2番の好走が目立っている。特に2番は17年アエロリットら最多の3勝をあげ、複勝率88.9%と驚異的だ。昨年はウインピクシスが9番人気で2着と好走、1ケタ人気だった8頭はすべて3着以内に入っている。
1番の複勝率も55.6%と非常に高い。これら1・2番の活躍はクイーンSが開催前半に施行されて内がまだ荒れていないこと、1コーナーまで約180mと短いために好位置を取りやすいことが理由として挙げられる。内でも3番になるとすべて4着以下に敗れており、1・2番の優位性が顕著に表れている。まだ馬番は発表されていないが、今年も1・2番は注目しておきたい。
1番の複勝率も55.6%と非常に高い。これら1・2番の活躍はクイーンSが開催前半に施行されて内がまだ荒れていないこと、1コーナーまで約180mと短いために好位置を取りやすいことが理由として挙げられる。内でも3番になるとすべて4着以下に敗れており、1・2番の優位性が顕著に表れている。まだ馬番は発表されていないが、今年も1・2番は注目しておきたい。
前走ヴィクトリアMで1ケタ着順の馬が好成績!
■表2 【クイーンSの前走レース別成績(過去9回)】
480kg以上の大型馬は連対なし
■表3 【クイーンSの前走馬体重別成績(過去9回)】
前走0.9秒以内敗退のヴィクトリアM組・マーメイドS組に注目
■表4 【クイーンSの前走着差別成績(過去9回)】
ヴィクトリアM組ではドゥアイズ、ウンブライル!
今年のクイーンSの注目馬は表5のとおり。
■表5 【今年のクイーンSの注目馬】
(表5は7/24時点)
ヴィクトリアM組からは同レース4着ドゥアイズ、6着ウンブライルの2頭を推奨したい。前走1ケタ着順、前走0.9秒以内負けはスタニングローズ、モリアーナの2頭も該当するのだが、この2頭は前走馬体重が480kg以上。対して、ドゥアイズは前走472kg、ウンブライルも前走474kgと表3で示した好成績のゾーンに入っていた。ヴィクトリアM組では着順上位の2頭を評価しておきたい。
穴にはエリカヴィータを指名したい。前走マーメイドSは勝ち馬から0秒7差の7着と表4で示した好成績のゾーンに当てはまる。3歳時にフローラS勝ちのある馬ながらその後は不振が続いているが、2走前の福島牝馬Sは5着と復調気配。前走馬体重464キロも好材料で、やや時計が掛かる芝1800mはベスト。穴の資格ありとして注目したい。
最後に表1で示した馬番1・2番に入った馬はぜひ馬券候補としてチェックしていただきたい。
ヴィクトリアM組からは同レース4着ドゥアイズ、6着ウンブライルの2頭を推奨したい。前走1ケタ着順、前走0.9秒以内負けはスタニングローズ、モリアーナの2頭も該当するのだが、この2頭は前走馬体重が480kg以上。対して、ドゥアイズは前走472kg、ウンブライルも前走474kgと表3で示した好成績のゾーンに入っていた。ヴィクトリアM組では着順上位の2頭を評価しておきたい。
穴にはエリカヴィータを指名したい。前走マーメイドSは勝ち馬から0秒7差の7着と表4で示した好成績のゾーンに当てはまる。3歳時にフローラS勝ちのある馬ながらその後は不振が続いているが、2走前の福島牝馬Sは5着と復調気配。前走馬体重464キロも好材料で、やや時計が掛かる芝1800mはベスト。穴の資格ありとして注目したい。
最後に表1で示した馬番1・2番に入った馬はぜひ馬券候補としてチェックしていただきたい。